韓国史上最悪の性犯罪 ”n番部屋事件”チョ・ジュビンの共犯、29歳ナム容疑者の身元公開へ(画像:news1)
韓国史上最悪の性犯罪 ”n番部屋事件”チョ・ジュビンの共犯、29歳ナム容疑者の身元公開へ(画像:news1)
韓国史上最悪の性犯罪事件「Telegram(テレグラム)n番部屋事件」で、チャットルーム”パクサ(博士)部屋”に有料会員として加入し、犯罪団体加入容疑が適用されたチョ・ジュビン(25、拘束起訴)被告の共犯者ナム・ギョンウプ容疑者(29)の顔など身元が初めて公開された。

 ナム容疑者は15日午前8時、検察に送致されるためソウル・チョンノ(鍾路)警察署を出る際、取材陣に顔が初めて公開された。

 黒っぽい上下に黒ぶちメガネをかけて取材陣の前に立ったナム容疑者は「被害者に一言」という問いかけに「申し訳ありませんでした」と発した。

 また「容疑を認めるか」との質問には「認める」と述べて顔を下に向けた。「犯行動機は何か」「パクサ(博士)部屋でどのような役割を担ったのか」「チョ・ジュビン被告とはどのような関係か」「チョ被告が拘束された時、どのような心境だったか」などの質問には、顔を上げずに「申し訳ありません」とのみ答え、それ以外の回答はせずに送致車両に乗り込んだ。

 これを前に、ソウル地方警察庁は身元公開委員会を開き「被疑者は、パクサ(博士)部屋の運営者だったチョ・ジュビン被告の共犯として女性を対象にした犯罪に積極的に加担するなど事案が重く、拘束(逮捕)令状が発布されて物的証拠も十分に確保され、被疑者の再犯危険性も高いと判断された」と身元公開理由を明かした。

 なお、身元公開委員会は法曹人、大学教授、心理学者、ジャーナリストなど女性2人を含めた外部委員7人で構成された。


■事件の概要

去る2018年12月から2020年3月にかけて若い女性を中心に性的搾取や暴行にさらされ、そのようすがSNS上で”売買”されていた事件。
匿名性が強く、実態がわかりづらいメッセンジャーアプリケーション「Telegram(テレグラム)」内に設置された極秘のチャットルームで若い女性を中心に脅して撮影させた映像を公開し、これを有料公開としていた。各チャットルームが「1番部屋、2番部屋」などと数字がふられていたことから、総称して「n番部屋事件」と名付けられた。

レイプ動画などの過激な映像が閲覧できるチャットルームには、日本円で10万円を超える料金を請求するなど、部屋をレベルに分けるなどしていた。
韓国女性団体が主張している閲覧者は20万人以上と報じられているが、正確な人数は未だ把握されていない。


Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 4