米議会調査局「金正恩に何かあった時、“金与正”承継の可能性高い」

米国の議会調査局（CRS）は29日（現地時間）キム・ジョンウン（金正恩）国務委員長の有事の際、彼の妹であるキム・ヨジョン（金与正）朝鮮労働党第1副部長が権力を承継する可能性が最も高いと分析した。

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米国のラジオ放送局である自由アジア放送（RFA）によると、この日CRSは最近の状況が反映した“米朝関係報告書”の改訂版で「キム委員長が現在10歳未満の3人の子供がいると言われているが、はっきりとした後継者を置いてはいない」と伝えた。

ただCRSは「キム副部長はこの間、首脳間外交で重要な役割をしてきたが、専門家たちからは『キム委員長からの後継者として目されていない場合、女性が最高指導者の座につくことができるのか』に対する疑問があがっている」と伝えた。

またCRSは特に北朝鮮内の権力闘争の影響で「中国との衝突が起こり、朝鮮半島をとりまく国家間の根本的な安保構造の変化が発生する可能性がある」とみていると伝えた。