エクアドル外相、康京和長官と電話会談…「韓国の診断キット購入を要請」

カン・ギョンファ(康京和)外交部(日本の外務省に相当)長官は17日、ホセ・サムエル・バレンシア・アモーレス・エクアドル共和国外相の要請で電話会談を行い、新型コロナウイルス対応関連における両国間の協力方法について意見を交換した。

外交部によると、カン・ギョンファ長官は、「韓国政府の先制的・積極的な防疫措置と市民が社会的距離を確保することに努めることで、最近は韓国内の状況が好転しているが、まだ安心できる段階ではなく、新型コロナウイルスの完全な終息に向けて努力し続けている」と説明した。

バレンシア外相は、韓国政府の新型コロナウイルスに対する成功的対応は、国際社会の模範となっていると評価し、韓国の対応経験の共有、韓国製診断キットの購入など、医療分野で両国間の協力拡大を要請した。

カン・ギョンファ長官は、新型コロナウイルス防疫対応の過程で蓄積した経験を国際社会と共有していく予定だと強調し、エクアドル側が希望する診断キットの購入など、医療物品支援については、韓国側の条件が許容され次第、検討していくと伝えた。

カン・ギョンファ長官はまた、エクアドルに居住する在外国民の安全のために、エクアドル政府による格別な関心と協力を要請した。