韓国　けさのニュース（４月２日）

◇韓国総選挙　選挙運動スタート＝１５日投開票　総選挙（１５日投開票、定数３００）の選挙運動が２日、スタートした。与党「共に民主党」は同日午後、国会で与党陣営の連合比例政党「共に市民党」と総選挙出陣式を開く。新型コロナウイルスへの対応や経済危機の克服のため与党に力を与えるよう訴えていく方針だ。保守系の最大野党「未来統合党」は新型コロナウイルスによる経済危機を克服し、国を正常化するためには文政権を審判しなければならないと訴える。◇政府チャーター機がミラノ出発　留学生ら２０５人搭乗　新型コロナウイルスの感染が拡大したイタリアに滞在する韓国人を帰国させるため韓国政府が派遣したチャーター機の第２便が１日（現地時間）、ミラノ・マルペンサ空港を出発した。留学生ら２０５人を乗せたチャーター機は日本時間の２日午後４時ごろ、仁川国際空港に到着する予定だ。◇世界の新型コロナ感染者　９０万人超える　世界の新型コロナウイルス感染者が９０万人を超えた。米国、イタリア、スペインなどを中心に感染者が急増しており、近く１００万人を超える見通しだ。米ジョンズ・ホプキンズ大は１日午後（米東部時間）、世界の新型コロナウイルス感染者数を９１万１３０８人と集計した。世界保健機関（ＷＨＯ）のテドロス事務局長は同日、「数日以内に感染者が１００万人に達し、５万人が亡くなるだろう」と予想した。◇１～３月期の総合株価指数　新型コロナで２０%下落　新型コロナウイルスの感染拡大による景気低迷への懸念で株価が急落し、１～３月期の韓国総合株価指数（ＫＯＳＰＩ）の下落率が２００８年の金融危機後、最大となった。韓国取引所によると、１～３月期のＫＯＳＰＩは２０．１６%急落した。四半期ベースでは２００８年１０～１２月期（マイナス２２．３５%）に次いで大きい。