スイス、新型コロナの対北支援物資の伝達を延期「使用監視が不透明」(提供:news1)
スイス、新型コロナの対北支援物資の伝達を延期「使用監視が不透明」(提供:news1)
スイス政府が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連の対北支援物資の支援を延期したと米国の声(VOA)放送が31日、報道した。

 VOAはこの日、スイス連邦外務省(FDFA)関係者の言葉を引用し、「スイス政府が新型コロナ関連の物資の対北支援を延期した」とし「平壌駐在の開発協力庁事務所撤収で、支援物資の使用に対する監視が不透明になったことによる措置」と伝えた。

 スイス外務省は「北朝鮮の新型コロナ関連の措置で、開発協力庁平壌事務所の職員を本国に送還した状況では、支援物資の伝達と使用に対する監視とモニタリング実行を全面的に確信できない」とし、「当局は開発協力庁平壌事務所の人員が再び常駐して本来の役割をし、分配監視とモニタリング手続きを再度実行できるまで支援物資の伝達を延期する」と付け加えた。

 スイス外務省によると北朝鮮は中国で新型コロナ発生直後、スイス外務省傘下の開発協力庁(SDC)に保健施設消毒のためのスイスの塩素生産装備と発電機、保護装備などの支援を要請した。

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