U23韓国代表を率いる金鶴範監督(資料写真)=(聯合ニュース)
U23韓国代表を率いる金鶴範監督(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の大韓サッカー協会は26日、東京五輪が1年程度延期になることで、原則23歳以下(U23)となっているサッカー男子の年齢制限をオーバーする選手について、出場資格の維持を求める書簡をアジアサッカー連盟(AFC)、国際サッカー連盟(FIFA)、国際オリンピック委員会(IOC)に送ったと発表した。 東京五輪が2021年に開催され、特例措置がなければ、原則23歳以下で争われるサッカー男子は1998年1月1日以降に生まれた選手が出場でき、予選で主軸となった97年生まれの選手は出場できなくなる。 大韓サッカー協会は書簡で「新型コロナウイルスの感染拡大という不可抗力の理由により大会が延期になり、五輪出場のために予選に出場した選手たちが本戦に参加できないのは不公平だ」とし、現代表の参加権利の保護を求めた。 また出場権を獲得した選手たちが不利益を受けずに本戦に出場できるよう措置を講じることを要請するとし、97年生まれの選手の五輪出場を認めるよう求めた。 東京五輪の1年程度の延期が24日に発表された直後から、大韓サッカー協会は今後の計画について検討を始め、男子代表の金鶴範(キム・ハクポム)監督をはじめ、コーチ陣の意見を取りまとめた。金監督は97年生まれの選手たちが来年以降の東京五輪に出場するのが合理的な判断とする意見を伝えた。
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