康京和(カン・ギョンファ)外交部長官(資料写真)=(聯合ニュース)
康京和(カン・ギョンファ)外交部長官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部によると、国内での新型コロナウイルスの感染者急増を受け、5日午後8時時点で99カ国・地域が韓国からの渡航者の入国を制限しているか、する方針を決めた。 新たにオーストラリアとコンゴ共和国、日本、インドネシアが制限措置を決めた。 オーストラリア政府は5日午後9時(現地時間)以降、14日以内に韓国への渡航歴のある外国人の入国を禁止。この措置は7日間適用され、1週間単位で延長可否が検討される。また韓国への渡航警戒レベルを引き上げ、韓国全土への渡航については再検討を、大邱市については渡航自粛を促した。 コンゴ共和国は韓国、イラン、イタリア、中国への渡航歴がある外国人が航空便で入国した場合、指定のホテルに隔離する。 日本政府は9日から、韓国と中国からの入国者に対し指定場所での2週間の待機を要請することを決定。事実上の隔離措置となる。また、両国国民への発行済みビザの効力を停止する方針なども決めた。 インドネシアは8日から、韓国からの入国者に健康確認書の提出を求めるほか、14日以内に大邱・慶尚北道を訪問した人の入国・乗り継ぎを禁じる。 入国の全面禁止または一定期間を禁止する国や地域のうち、35カ国・地域は韓国全土からの、6カ国・地域は大邱市など一部の地域からの入国を禁止。 韓国からの入国者に対して隔離などの措置を取っているのは13の国と地域となっており、検疫強化や入国手続きの厳格化など手続きを強化することで入国を制限するのは45カ国・地域になった。 5日現在、世界で隔離されている韓国人は計1226人。中国が860人、ベトナムが318人で大半を占める。これまでに約1200人について隔離が解除された。
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