行政安全部によると、中部の忠清南道・牙山と忠清北道・鎮川の公務員研修施設に滞在していた700人のうち、先月31日に帰国した366人全員が検査で陰性判定を受け、15日に帰宅する。
16日には今月1日に帰国した333人と、保護者を伴わずに帰国した子ども2人の面倒を見るため自主的に入所した父親1人の計334人が帰宅する予定だ。
帰宅者は政府が用意したバスに乗って臨時施設を出発し、全国の五つの地域に向けて移動した後、各地で下車して帰途に就く。
地域住民の懸念を考慮して自家用車の利用は認めず、帰宅者が下車する具体的な場所も公開しないことにした。
政府は、帰宅者に対する追跡調査は行わないことを決めた。
行政安全部の関係者は「居住地が決まっていない帰国者が約40人いたが、個人的な事情であり政府が支援する事案ではないと判断し、各自で対処するようにした」と説明した。
牙山と鎮川の施設で共に生活し、帰国者らを支援してきた政府合同支援団111人は、臨時施設の内部・外部の消毒と施設内部の廃棄物処理・焼却などの環境整備と防疫を監督した後、16~17日に施設を後にする。
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