韓国の7~9月期の実質GDPは前期比0.4%増加した(コラージュ)=(聯合ニュース)
韓国の7~9月期の実質GDPは前期比0.4%増加した(コラージュ)=(聯合ニュース)
◇韓国の7~9月期成長率0.4%増 速報値と同じ 韓国銀行(中央銀行)が3日発表した7~9月期の実質国内総生産(GDP)は前期比0.4%増加した。10月下旬に発表した速報値と同じ。前年同期比の増加率も速報値から変わらず2.0%だった。改定値は速報値に含まれなかった10月の経済活動指数を反映して算出された。速報値に比べると、建設投資が0.8ポイント下方修正された一方で、民間消費は0.1ポイント、総輸出は0.5ポイント、それぞれ上方修正された。 ◇大気汚染物質の管理制度定着へ特別法改正を 文大統領 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は3日の閣議で、粒子状物質(PM)による大気汚染は国民の健康権に関わる重要な問題だと指摘し、「政府や自治体が特別対策を実施するとしても、(老朽化したディーゼル車など排ガス等級が)5等級の車の走行制限といった季節管理制を定着させるには法的な下支えが必要だ」と述べた。その上で、粒子状物質の低減・管理に関する特別法の速やかな改正を期待すると語った。◇在韓米軍の駐留費分担交渉 米高官が負担増求め圧力 スティルウェル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は2日(米東部時間)、アジアの主要同盟である韓国と日本の米軍駐留経費の負担問題に関して、この数十年間に両国の能力が大きく成長したとしながら、より多くの協力の機会があるだろうとの認識を示した。3、4両日に行われる在韓米軍駐留経費の韓国側負担を決める4回目の協議を前にした発言ということから、韓国に対し負担増を求めて圧力をかけたものとして注目される。◇次期大統領選候補の支持率 李首相がトップ維持 韓国の世論調査会社リアルメーターが発表した次期大統領選挙(2022年)への出馬が予想される政治家の支持率調査で、李洛淵(イ・ナクヨン)首相が1カ月前の前回調査より3.8ポイント上昇した27.5%となり、6カ月連続で首位を守った。保守系最大野党「自由韓国党」の黄教安(ファン・ギョアン)代表は0.4ポイント上がった20.4%で2位を維持したが、李氏との差は3.7ポイントから7.1ポイントに広がった。
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