DRAMの世界売上高は2018年10~12月期に前期比18.3%急減して以降、下がり続けていたが、19年7~9月期はプラスに転じた。DRAMエクスチェンジによると、4~6月期からDRAMを使う企業の在庫が正常レベルに回復している。トランプ米政権の関税強化を回避しようと出荷を急ぐメーカーもあり、供給量が増えたという。
ただ、半導体特需だった前年同期に比べると売上高は半分程度にとどまる。
一方、サムスン電子のシェアは17年4~6月期に46.2%を記録した後、18年10~12月期には41.3%まで低下した。その後は緩やかに上昇している。
2位の韓国・SKハイニックスの今年7~9月期のシェアは前期とほぼ横ばいの28.6%だった。韓国勢2社の合計は74.7%。
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