スティーブン・ビーガン米国務省特別代表とキム・ミョンギル北朝鮮外務省巡回大使(提供:news1)
スティーブン・ビーガン米国務省特別代表とキム・ミョンギル北朝鮮外務省巡回大使(提供:news1)
米国が来月の米韓軍事演習の調整意志を明かしたことに対して、北朝鮮が肯定的な態度で応えたことで、年末の米韓実務者協議の再開に期待感が高まっている。

非核化の実務者協議の北朝鮮側首席代表であるキム・ミョンギル北朝鮮外務省巡回大使は14日、米国が12月中に米韓実務者協議の開催の意志を伝えたとして「協議を通じた問題解決ができるなら、任意の場所と時間に米国と向かい合う用意がある」と明かした。

この北朝鮮側の反応は、非核化協議の進展のために米韓軍事演習の調整が可能であると語ったマーク・エスパー米国国防相の発言から、何時間も経たずに示されたものである。

北朝鮮のキム・ヨンチョル朝鮮アジア太平洋平和委員会委員長も談話を発表し、エスパー国防相の発言を「米朝対話の動力を活性化される米国側の肯定的な努力の一環として評価する」として、米朝対話の雰囲気づくりをするコメントを伝えている。

しかしキム・ヨンチョル委員長は「米国が韓国との合同軍事演習から身を引くか、もしくは演習自体を完全に中断するという趣旨として理解したい」とし、「それにもかかわらず我々(北朝鮮)を刺激する敵対的挑発が強行されるなら、やむを得ず米国にとって耐え難い衝撃的な征伐で応えるしかないだろう」という警告も語った。
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