習近平中国国家主席とロシアのウラジミール・プーチン大統領 (提供:news1)
習近平中国国家主席とロシアのウラジミール・プーチン大統領 (提供:news1)
習近平中国国家主席が13日(現地時間)ブラジルで開かれた第11回新興5か国(BRICS)首脳会議の場で、ロシアのウラジミール・プーチン大統領と会談し、中露両国間の協力を強調、米国を牽制するような姿を見せた。

習首席はこの日、プーチン大統領との会談の場で、中露国交樹立70周年を記念し「両国が引き続き共に努力を重ね、国際情勢の発展と変化を念頭に置いて、各国の発展と両国間の協力に必要な革新を成すべきだ」と語った。

また、不安定で不確実な現在の国際情勢の複雑な変化に注目、中国とロシアが国際関係を支配する基本的規範を遵守し、単独行動主義や内政干渉などに反対し主権と安保を守り、公正で正しい国際環境を作っていかなければならないと強調した。

これに対しプーチン大統領は「ロシアと中国の関係は対外的な要因に影響を受けず、堅固で安定的で健全な発展の勢いと広い可能性を保っている」と語った。

習首席はまた「ロシア企業との取引規模が昨年より74%増加した」とし、「もうすぐ稼働する予定である“中露東方天然ガスパイプラインプロジェクト”をはじめ、エネルギー分野で両国間の大型電力事業が増えることを願う」と強調した。

プーチン大統領も「ロシアは両国の交易規模と水準をより高め、一帯一路イニシアティブ(BRI)とユーラシア経済連合(EAEU)の連結を加速化しながら、農業、宇宙、航空、エネルギー、金融などで協力を拡大し、また対中天然ガスの輸出量を増やしていく」と語った。
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