国会の対政府質疑に出席した李首相=27日、ソウル(聯合ニュース)
国会の対政府質疑に出席した李首相=27日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の李洛淵(イ・ナクヨン)首相は26日、国会の対政府質疑に出席し、政府による韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の終了決定について、「日本が不当な経済報復措置を撤回すれば、われわれもGSOMIAの終了決定を再検討する用意がある」との方針を改めて示した。 また、現時点での北朝鮮の非核化の可能性について、「非核化が極めて難しい道のりであることを承知しているが、不可能ではないと考える」とし、「非核化に成功した事例も何カ所もある」と述べた。 韓米関係については、「対外政策の核心中の核心であることは変わりない」とし、「韓米同盟は進化すると思う」と言及した。 北朝鮮と日本の関係については、2002年9月に平壌で行われた小泉純一郎首相と金正日国防委員長(いずれも当時)による首脳会談で平壌宣言が結ばれたが、安倍首相も平壌に随行した人員の1人とし、「おそらく安倍首相の脳裏には、当時のことが残っており、北と日本の関係を進展させるには平壌宣言が土台の一つになるだろうと思われる」と付け加えた。 
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