韓国軍は追加の発射に備え、関連動向を追跡監視しながら、対応態勢を維持しているという。
韓国と米国当局は飛翔体の飛行特性や発射の意図などを分析している。
北朝鮮が飛翔体を発射するのは先月24日以来で、今年に入って10回目となる。
今回の飛翔体の弾種は確認されていないが、北朝鮮が5月から相次いで発射したロシア製短距離弾道ミサイル「イスカンデル」の北朝鮮版と呼ばれる「KN23」か、超大型放射砲(多連装ロケット砲)の可能性がある。
北朝鮮が今年に発射した飛翔体はいずれも新型兵器と推定されている。固体燃料や移動式発射台(TEL)などを使っており、機動性や隠密性が大幅に強化されたとみられる。
飛翔体の飛行距離は250~600キロで、ソウル南方の平沢にある在韓米軍基地や南部の慶尚北道・星州にある米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」基地などが射程に入る。
北朝鮮が10日、再び飛翔体を発射した=(聯合ニュース)[
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