韓国青瓦台(コラージュ)=(聯合ニュースTV)
韓国青瓦台(コラージュ)=(聯合ニュースTV)
◇韓日軍事協定の延長 大統領府「日本の態度など考慮し判断」 青瓦台(大統領府)関係者は20日、記者団に対し、韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の延長について、「日本の態度や軍事情報の量的・質的評価など、総合的に判断すべき事案」との認識を示した。康京和(カン・ギョンファ)外交部長官も同日、韓中日3カ国外相会談に出席するため、中国・北京に向けて金浦国際空港を出発する前に「まだ検討している。決まったことはない」と述べた。協定の更新期限は24日で、韓国政府は21日の韓日外相会談の結果などを踏まえて延長するかどうかを決めるとみられる。◇北朝鮮紙「容認できない軍事的挑発」 韓米演習の最終日も非難 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は20日付の論評で、同日に終了する下半期の韓米合同軍事演習について、「われわれを侵略するための公然たる敵対行為であり、容認できない軍事的挑発だ」と非難した。北朝鮮は韓米合同軍事演習に反発し、近ごろ相次いで短距離弾道ミサイルを発射した。演習の終了により、北朝鮮がミサイル発射を停止するか注目される。◇大韓航空が日本路線を大幅削減へ 需要減少受け 韓国航空大手の大韓航空は、韓日関係の冷え込みによる日本路線の需要減少を踏まえ、政府の認可を受けた上で一部路線の供給を調整すると発表した。日本路線を大幅に減らし、東南アジアや中国路線を増やす計画だ。韓国と日本を結ぶ路線について、同社は9月16日から、週14往復運航する釜山―大阪線の運休に入る。11月1日からは、週3往復運航する済州―成田線と週4往復の済州―大阪線も運航を休止する。また、週3往復運航する仁川(ソウル)―小松線と仁川―鹿児島線は9月29日から11月16日まで、週5往復の仁川―旭川線は9月29日から10月26日まで一時的に運航を取りやめる。◇在韓米軍の駐留費負担 韓米代表が事前協議 今年3月に署名された在韓米軍駐留経費(思いやり予算)の負担に関する特別協定(SMA)で、交渉の首席代表を務めた韓国外交部の張元三(チャン・ウォンサム)韓米防衛費分担交渉代表と米国務省のティモシー・ベッツ防衛費分担交渉代表が20日、ソウルで会談した。早ければ9月に始まる来年の韓国の負担額を決める交渉の具体的な日程や会議の方式などについて意見交換したとみられる。米国が韓国側に要求する負担額の規模を提示した可能性もある。◇韓米合同軍事演習が終了 北朝鮮は対話に動くか 韓国軍によると、米軍主導の韓米連合軍が持つ有事作戦統制権の韓国軍への移管に焦点を合わせた下半期の韓米合同軍事演習「韓米連合指揮所訓練」が20日、予定通り終了した。韓米間の今年の主な合同演習が終わったことになり、演習に反発して短距離弾道ミサイルの発射などを繰り返していた北朝鮮の動きに変化が表れるか注目される。
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