授賞式の様子(ソウル交通公社提供、転載・転用禁止)=(聯合ニュース)
授賞式の様子(ソウル交通公社提供、転載・転用禁止)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル地下鉄1~8号線と9号線の一部区間を運営するソウル交通公社は14日、世界最大規模の公共交通分野の国際機関、国際公共交通連合(UITP)が主催する「2019 UITPアワード」で受賞を果たしたと発表した。 スウェーデンで12日(現地時間)に行われたUITPアワードの授賞式で、同公社の地下鉄機械設備の故障予知システム(SAMBA)が「運営・技術の卓越性」部門を単独受賞した。同部門には世界各国から100件余りのプロジェクトの応募があり、最終的に5件が本審査に残っていた。 ソウル交通公社の地下鉄故障予知システムは、モノのインターネット(IoT)やビッグデータを活用して設備の故障の兆候を分析し、前もって整備できるようにするもの。現在、ソウル地下鉄5、7、8号線で採用されている。 公社によると、7号線のエスカレーター100基にこのシステムを適用した結果、故障1件当たりの平均対応時間が56分から37分に短縮されたという。
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