農林畜産食品部で開かれた緊急会議=31日、世宗(聯合ニュース)
農林畜産食品部で開かれた緊急会議=31日、世宗(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮で致死率が100%に近い家畜伝染病「アフリカ豚コレラ(ASF)」の発生が確認されたことを受け、韓国政府は31日、緊急防疫会議を開き、対策を議論した。

100% の最新ニュースまとめ

 農林畜産食品部の?在ウク(イ・ジェウク)次官は「現状を厳しく認識して対応しなければならない」と強調。「迅速に措置できる予防対策を議論し、決まったことは直ちに施行できるようにする」と述べた。

 北朝鮮は30日、国際獣疫事務局(OIE)に対し、中国との国境を流れる鴨緑江付近の農場でアフリカ豚コレラが発生したと報告した。飼育中だった豚99頭のうち77頭が死に、22頭が殺処分されたという。

 李氏は「最悪の状況を想定し、(南北の)境界地域での予防に最善を尽くしてほしい」として、国防部や統一部などと協力策を模索しながら、予防対策の推進に万全を期するよう指示した。

 韓国政府は31日午後、農林畜産食品部や統一部、国防部、京畿道、江原道などの関係機関と自治体が参加する緊急会議を開き、対応策を話し合う。


Copyright 2019(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0