「退位礼当日賢所大前の儀」に臨む天皇=30日、東京(共同=AP=聯合ニュース)
「退位礼当日賢所大前の儀」に臨む天皇=30日、東京(共同=AP=聯合ニュース)
◇文大統領 明仁天皇に書簡「韓日関係発展に大きく寄与」 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は30日、退位する明仁天皇に書簡を送り、在位中に平和の大切さを守ることの重要さを強調してきたと評価し、両国関係の発展に大きく寄与したことに謝意を表明した。外交部の金仁チョル(キム・インチョル)報道官が定例会見で明らかにした。文大統領は明仁天皇が退位後も両国関係の発展のため尽力することに期待を寄せたという。◇文大統領がサムスン電子工場訪問 システムLSIへの投資「支援」 文在寅大統領はソウル近郊、京畿道華城市のサムスン電子華城事業所を訪れ、「システムLSI(大規模集積回路)ビジョン宣言式」に出席した。文大統領が韓国国内のサムスン電子工場を訪問したのは、2017年5月の就任後で初めて。18年7月にはインドの同社携帯電話工場の完工式に出席している。サムスン電子は今月24日、電子機器の頭脳部となるシステムLSI分野の研究開発(R&D)や生産施設拡充のため30年までに133兆ウォン(約12兆7000億円)を投資し、専門人材1万5000人を採用することなどを盛り込んだ「半導体ビジョン2030」を発表。文大統領はこれを歓迎する姿勢を示し、「政府も積極的に支援する」と述べた。また、システムLSI分野の挑戦が成功すれば、韓国は名実ともに「総合半導体強国」になるだろうとも語った。◇最大野党の解散求める請願に100万人超賛同 与野党対立激化で 韓国青瓦台(大統領府)のホームページで、最大野党「自由韓国党」の解散を求める請願に賛同した国民が30日午前、100万人を超えた。背景には同党が強く反発している選挙法改正案や高位公職者不正捜査処の設置などに関する法案のファストトラック(迅速処理案件)指定を巡り、与野党の国会議員がもみ合う事態まで発生し、「動物国会」との批判が上がっていることなどがあるとみられる。◇サムスン電子の1~3月営業益60%減 約6000億円 サムスン電子が発表した1~3月期の連結決算(確報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は6兆2333億ウォン(約6000億円)で、前年同期比60.2%減少した。前期比も42.3%減。2016年7~9月期(5兆2000億ウォン)以来、10四半期ぶりの低水準となった。半導体メモリーの世界市況が下落局面にあり、サムスン電子の主力である半導体事業に打撃を与えた。◇次期大統領選候補の支持率 最大野党代表の黄氏がトップ維持 世論調査会社リアルメーターが発表した次期大統領選挙(2022年)への出馬が予想される政治家の支持率調査で、保守系最大野党「自由韓国党」の黄教安(ファン・ギョアン)代表が前月より1.0ポイント上昇した22.2%で4カ月連続のトップとなった。李洛淵(イ・ナクヨン)首相は4.2ポイント上がった19.1%となり、両氏の差が6.3ポイントから3.1ポイントに縮まった。◇ユチョン容疑者 担当弁護士が辞任 麻薬類管理に関する法律違反の容疑で逮捕された韓国の歌手兼俳優のパク・ユチョン容疑者(32)が、警察の取り調べで薬物を使用した事実をおおむね認めたことを受け、パク容疑者の担当弁護士は関連業務を全て終了すると明らかにした。これまで一貫して容疑を否認してきたパク容疑者は、29日の取り調べで薬物使用をおおむね認め「(認めるのが)怖かった。認めるべきは認め、謝罪することは謝罪すべきと考えた」と供述したと伝えられた。
Copyright 2019(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0