会談の様子=22日、ソウル(聯合ニュース)
会談の様子=22日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の金錬鉄(キム・ヨンチョル)長官は22日、クリク駐韓ロシア大使と会談し、両国の協力や南北関係について意見を交換した。 会談は8日に就任した金長官とクリク大使の顔合わせを兼ねて開かれたが、朝鮮半島情勢に大きな影響を与えるロ朝首脳会談を控え、首脳会談に関する意見が交わされたかどうか注目される。 金長官とクリク大使は南北とロシアによる「3角協力」の重要性と協議の必要性についても言及した。 金長官は「韓ロ両国は国交樹立後、3角協力について長い間論議を行ってきた。3角協力が可能になるよう今後も緊密に協議を続けたい」と述べた。 クリク大使も、これまで3角協力実現のためにロシアも努力を続け、協力実現を通じ経済的利益を享受できると強調してきたとした上で、韓国政府の朝鮮半島平和プロセス政策の側面でも3角協力は意味があるとの見方を示した。 また、朝鮮半島平和プロセスや北朝鮮核問題の解決に対するロシアと韓国の立場は非常に似ていると述べた。
Copyright 2019(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0