南北をつなぐ東海線道路の現地共同調査の日程を話し合う南北の関係者(資料写真、統一部提供)=(聯合ニュース)
南北をつなぐ東海線道路の現地共同調査の日程を話し合う南北の関係者(資料写真、統一部提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の当局者は22日、南北の道路連結に向けた北朝鮮側道路の南北共同調査に関し「国際社会の対北制裁免除の手続きが進んでいるようだ」と記者団に述べた。 韓国政府は先ごろ、北朝鮮の非核化や南北関係、対北朝鮮制裁問題などを調整する米国との作業部会(ワーキンググループ)のテレビ会議を開いた後、南北共同の道路調査に必要な装備を北朝鮮に運び込むことなどに対し国連安全保障理事会に制裁免除を求めたとされる。現在安保理で検討中のもよう。 安保理が制裁免除を承認すれば、韓国政府は北朝鮮側と協議した上で共同調査日程を確定するとみられる。統一部当局者によると、調査の実施に向け、調査団の規模や日程などを北朝鮮側と協議中だ。 南北は昨年12月26日、南北鉄道・道路の連結・近代化事業の着工式を開いた。これに先立つ8月、双方は朝鮮半島西側の京義線道路の北朝鮮区間に対する共同調査を実施した。一方、東側の東海線道路の北朝鮮区間は装備を用いない現場点検しか行っていない。
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