【ソウル聯合ニュース】韓国の大手電子商取引(EC)サイト各社が11月を迎え、年間最大級のセールイベントを開始した。米国の11月の大型セール「ブラックフライデー」の「韓国版」を標榜して特価商品を大々的に販売し、初日の1日には多くの商品が完売した。 業界によると、ECサイトのTMONではこの日、正午からの3時間に限り3商品をセール価格で販売するイベントを実施したところ、定価の78%引きで販売したLG電子製パソコン10台が3分で完売。同じイベントで掲載したミネラルウオーター(2リットル・6本入り)は3000ケースが11分で売り切れた。 別のECサイト、Gマーケットやオークションでも用意したセール商品が続々と完売している。 Gマーケットとオークションを運営するイーベイコリアは、この日午前11時半の時点で準備した商品の累計販売数が150万点を超えたと伝えた。米アップルのAirPodsワイヤレスイヤホンが14億ウォン(約1億4000万円)の販売高を記録したほか、ソニーのプレイステーション(PS)4プロ本体、ニンテンドースイッチの限定版ソフト、中国・小米(シャオミ)のPOCOブランドのスマートフォン(スマホ)、シャオミ製ロボット掃除機、アップルのiPad(アイパッド)などが次々に完売した。 また別のサイト、11番街のセールイベントではこの日の目玉商品だったファミリーレストランの割引券13万枚が7時間で売り切れた。 大手ECサイト各社は11日まで、日替わりでセール商品を販売する予定だ。 業界関係者はセール品の好調な売れ行きについて、「最近は景気が落ち込み、消費者がより安い商品を求めていることも一つの要因だろう」と話している。
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