サッカー韓国代表の新監督就任のベント氏、記者会見 「1段階上へ成長させるきかっけに」

2022年のカタールワールドカップまでサッカー韓国代表を率いることになったパウロ・ベント氏（49）が就任記者会見を開催。本格的にスタートをきった。

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　ベント氏は23日午前10時30分、MVLホテルで開かれた就任記者会見に出席した。去る20日、韓国に入国したベント氏は当初22日に公式会見をおこなう予定だったが、1日延期。これについてサッカー協会の関係者は「ベント監督が少しでも現場を見た後で話すことを望んだ」とし、日程が変更された理由を説明していた。

　会見でマイクを握ったベント氏は「まず、私とコーチ陣へ今回のプロジェクトを任せてくださったことに感謝申し上げる」とあいさつ。続いて「来年1月のアジア杯と2022年のカタールワールドカップのために、アジア最高の国家で最高の選手たちと高い目標に向かっていきたい」と覚悟を明かした。

　「大会も重要だが、遠くを見つめて計画を立てていく」としたベント氏は、「現在、代表チームにはすでに未来の主軸となる良い選手たちがたくさんいる。韓国サッカーを1段階上へ成長させるため、若い選手たちに機会をより多く提供したいと思っている」と熱い思いを伝えた。