「海外安全保護センター」と記されたプレートの前で記念撮影する康京和長官(左から2人目)と関係者=30日、ソウル(聯合ニュース)
「海外安全保護センター」と記されたプレートの前で記念撮影する康京和長官(左から2人目)と関係者=30日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】在外韓国人の安全を守るための拠点、「海外安全保護センター」が30日、韓国外交部内で業務を開始した。 同部の康京和(カン・ギョンファ)長官はこの日行われたセンター開所式で、「センターが国外にいる国民を世界中で発生するテロや犯罪、災害から守るコントロールタワーの役割を果たしていくことを期待する」と話した。 また「センターと在外公館の間でリアルタイムに意思疎通を図り、事件・事故の予防・対応を行うことで、国民が安心して海外で滞在できるようしなければならない」と強調した。 海外安全保護センターは海外における事件・事故などを24時間365日監視し、国民に情報を提供するとともに、事件・事故などが発生した場合は初動対応を行い、部署間の協力や状況の共有、被害者や家族の支援、メディアへの情報提供などを行う。 センターは現在13人で運営され、三つの対応チームと領事コールセンターで構成されている。 外交部はセンターを通じて国民の安全を守る努力を続けていくと話した。
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