文在寅大統領(左)と金正恩委員長による南北首脳会談は、4月27日に板門店の韓国側施設「平和の家」で開催される予定だ(コラージュ)=(聯合ニュース)
文在寅大統領(左)と金正恩委員長による南北首脳会談は、4月27日に板門店の韓国側施設「平和の家」で開催される予定だ(コラージュ)=(聯合ニュース)
◇南北首脳会談の儀典・警護・報道対応 板門店で実務会談  韓国と北朝鮮は5日、27日に予定された南北首脳会談の儀典と警護、報道対応について話し合う実務会談を、南北軍事境界線がある板門店の韓国側施設「平和の家」で開いた。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が南北軍事境界線を越えて首脳会談会場の平和の家まで移動する経路、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金委員長が顔を合わせるタイミングと方法、首脳会談の時間、昼食と夕食の扱いなどが取り上げられたと予想される。首脳会談がこの日の実務会談と同じ会場で開かれることから、文大統領と金委員長の動線に関し現場で点検した可能性もある。◇日本との漁業協定 今月内に妥結しないなら「決断」 排他的経済水域(EEZ)での漁獲割当量などを決める日本との漁業交渉が2年にわたり妥結できていない問題について、金栄春(キム・ヨンチュン)海洋水産部長官は4日、記者懇談会で「協定の実務交渉(期限)は4月までと設定されている」として、今月内に妥結しない場合は「決断」を下す考えを明らかにした。協定の破棄を検討しているかどうかについては、「今はそこまでは言えない」と具体的な言及を避けた。◇老後の生活費は月20万円必要 韓国調査 サムスン生命引退研究所が5日発表した報告書によると、韓国の成人男女1953人が老後に必要な所得と答えた金額の平均は、月198万ウォン(約20万円)だった。また、老後のための月平均貯蓄額は約40万ウォンだった。調査結果からは、所得が高くなるほど「ワークライフバランス」が実現でき、所得が少ないと現在だけでなく引退後にも経済的余裕がなくなる両極化現象が予想される。◇リサイクルごみ回収問題 政府が緊急対策実施へ リサイクル業者がマンションから出る廃品のビニール製品と食品トレーなど発泡スチロールの回収を中断し、住民の間に混乱が広がっている問題で、環境部は現場の混乱を収拾するのが最優先だとして中長期的な対策から現場での対策へと方針を転換した。同部は首都圏のマンションを中心に、リサイクルごみの収集現場の緊急点検に乗り出すと明らかにした。◇2月経常黒字40.3億ドル 旅行収支赤字が縮小 韓国銀行(中央銀行)が発表した国際収支(速報値)によると、2月の経常収支は40億3000万ドルの黒字だった。黒字は2012年3月から72カ月連続。旅行収支は14億1000万ドルの赤字で、赤字額は前月(21億6000万ドル)より減った。中国人観光客の減少は続いているが、平昌冬季五輪が開催された影響で欧米からの入国者数が増加した。◇携帯電話の価格を毎月比較・公示へ 放送通信委 韓国放送通信委員会は来月から携帯電話の価格を調査し、比較結果を毎月公示することを決めたと明らかにした。公示対象の端末は世界の大部分の地域で発売されているサムスン電子、アップル、LG電子のプレミアムスマートフォンと中・低価格の人気機種。通信会社を通じて販売されるモデルのほか、家電量販店などで販売される端末も含まれるが、韓国での販売量が少ない華為技術(ファーウェイ)、ソニーなどの製品は対象外となる。
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