ソウルの地下鉄駅の改札(資料写真)=(聯合ニュース)
ソウルの地下鉄駅の改札(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国で乗車カードなどを自動改札機にかざさなくても地下鉄に乗れる時代が、遠からず訪れそうだ。 ソウル地下鉄1~8号線を運営するソウル交通公社と通信大手のKTは8日、次世代公共交通技術の共同研究などに関する業務協約を交わしたと発表した。 共同研究課題のうち注目されるのが、乗客がクレジットカードや乗車カードを携帯して改札を通るだけで機械が自動感知して料金を課す「オープンゲート」だ。カードをかざす必要がないことから、ラッシュ時間帯の改札の混雑解消が期待される。 ソウル交通公社は、複数のカードを携帯している場合に1枚だけを認識する技術などを研究しており、来年4~6月ごろ実際の駅でテストしたい考えだ。 ソウル交通公社とKTはこのほか、エネルギー効率化、地下鉄の空気質改善、事故・犯罪予防のための技術を共同で研究する。
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