握手を交わす文大統領(右)とジェンティローニ首相=20日、ニューヨーク(聯合ニュース)
握手を交わす文大統領(右)とジェンティローニ首相=20日、ニューヨーク(聯合ニュース)
【ニューヨーク聯合ニュース】国連総会に出席するため、訪米中の韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は20日(米東部時間)、イタリアのジェンティローニ首相と首脳会談を行い、両国関係の強化や北朝鮮核問題への対応などについて協議した。 文大統領は国連北朝鮮制裁委員会の議長国としてイタリアが韓国の対北朝鮮政策を支持し、建設的な役割を果たしていることを評価。ジェンティローニ首相は「韓国政府の政策や立場を全面的に支持する」と表明した。 また、文大統領は来年の平昌冬季五輪に関心を持つことや参加を要請。ジェンティローニ首相は「多くのイタリア人がK―POPなど韓国文化を楽しみ、年間70万人以上の韓国人がイタリアを訪問するなど、両国の交流が活性化していることを望ましく思う」として、「平昌五輪の成功を祈願し、協力や支援を行っていく」と応じた。 青瓦台(大統領府)によると、今回のイタリアとの首脳会談により、文大統領は就任後、先進7カ国(G7)すべてと2国間首脳会談を行った。 一方、文大統領は米シンクタンクの外交問題評議会(CFR)のハース会長や非営利団体のコリア・ソサエティーの会長、アジア・ソサエティーの政策研究所長らと面会し、「韓国政府は国際社会と緊密に協力し、最高水準の制裁と圧力により北が非核化と対話の道に出られるよう努力している」と強調。米国内で韓米同盟の重要性を向上させることへの協力を要請した。
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