訓練を行うF35BやB1B、F15K(海軍提供)=18日、ソウル(聯合ニュース)
訓練を行うF35BやB1B、F15K(海軍提供)=18日、ソウル(聯合ニュース)
◇文大統領 北朝鮮の核・ミサイル放棄へ圧力強調 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は18日、核・ミサイルによる挑発を続ける北朝鮮について、「韓国政府は国際社会と力を合わせ、強力な報復策を講じ、北が核とミサイルを放棄せざるを得ないようにする」と強調した。また、「北は核とミサイルではなく、対話と協力だけが明るい未来を保障できる唯一の手段であることに気付くべきだ」と訴えた。アジア・太平洋域内諸国の陸軍トップらが一堂に会する「太平洋地域陸軍参謀総長等会議および陸軍管理セミナー(PACC&PAMS)」に寄せたビデオメッセージで述べた。◇米ステルス機4機・爆撃機2機 韓国へ同時展開 韓国政府の消息筋は18日、同日午後に米軍の戦略兵器である最新鋭ステルスF35B戦闘機4機とB1B戦略爆撃機2機が朝鮮半島に同時展開され、韓国東部の江原道・太白の射撃場で爆撃訓練を実施したと明らかにした。訓練は北朝鮮の6回目の核実験や中距離弾道ミサイル「火星12」発射に対抗する武力示威として行われた。◇李明博政権の「ブラックリスト」 地検が俳優の被害聴取 李明博(イ・ミョンバク)政権時代、情報機関・国家情報院(国情院)が作成した政権に批判的な文化・芸能関係者らの「ブラックリスト」にリストアップされ、業界から締め出されるなどの圧力を受けたとされる俳優ムン・ソングンさんが18日、ソウル中央地検で被害事実に関する聴取を受けた。国情院の改革に向け文在寅政権が設置したタスクフォース(TF、作業部会)の調査結果によると、国情院は2009年に「左派芸能人対応TF」を発足させ、政権に批判的な芸能人が番組を降板するよう圧力をかけたとされる。◇認知症センター 全国252カ所に 認知症患者とその家族が相談や検診、医療・介護サービスとの連携まで一連の支援を受けられる「認知症安心センター」が年末までに252カ所に拡充される。重症患者の健康保険の自己負担率も10%に軽減されるほか、認知症診断検査も保険が適用されるようになる。◇政府の不動産対策で消費心理冷え込む 韓国政府が8月初めに投機目的の住宅取引を規制する目的で不動産対策を発表して以降、不動産市場の消費者心理が急速に冷え込んでいる。国土研究院によると、8月の全国の住宅売買市場の消費者心理指数は120.4で前月より11.6ポイント低下した。特にソウル市では123.3と前月より32.9ポイント急落した。◇総合株価指数 2400台回復 18日の韓国株式市場で、総合株価指数(KOSPI)は前日比4.51ポイント高の2390.58から始まり、32.14ポイント高の2418.21まで上昇し取引を終えた。終値で2400台を回復したのは先月8日以来。
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