李明博政権時、”芸能人ブラックリスト”が存在=合成ベッド写真流出や活動圧迫を指示か
李明博政権時、”芸能人ブラックリスト”が存在=合成ベッド写真流出や活動圧迫を指示か
韓国にて、李明博(イ・ミョンパク)政権時(2008年2月25日~2013年2月24日)、”芸能人ブラックリスト”が存在していたとして、合成のベッド写真流出や活動圧迫を指示したとの主張が提起されている。

 これに、韓国俳優ムン・ソングン(64)と女優キム・ヨジン(45)が怒りをあらわにした。

 キム・ヨジンは去る14日、自身のSNSに「2011年の写真だそうです。それは、ただ浅はかに笑うように作られたものではなく、国家機関の作品だというではありませんか。家族、そして今ここで一緒に撮影しているスタッフの顔をどうやって見たらよいのか、わかりません」と心境を明かした。

 続いて「過ぎ去った出来事だと思っても、いまの私は大丈夫ではありません」とし、「強い覚悟をして、実際には大丈夫なように過ごしました。”おかげで”、子供たちとたくさんの時間を過ごすことができました。しかし、これは予想も覚悟もできないことでした。その醜さの終わりはどこなのか、真っすぐに目を見開いて見ることさえ辛いです」と感情を吐露した。

 国家情報院改革発展委員会傘下の積弊清算タスクフォース(TF)の調査結果によると、ムン・ソングンは李明博政権時、国家情報院で作成したブラックリストに名前を挙げた。

 それだけでなく、国家情報院心理戦団は2011年夏、「左派芸能人」に分類されたムン・ソングンとキム・ヨジンのイメージダウンを目的に、不適切な関係をあらわす合成写真を製作、流布していた。ベッドに横になる男女に2俳優の顔を合成した写真には「共和国人民俳優ムン・ソングン、キム・ヨジン主演“肉体関係”」という文面が書かれている。

 こうした点が広まったことでムン・ソングンは来る18日午前、ブラックリスト被害者としてソウル中央地検に召喚され、調査を受ける。

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