北朝鮮で1年5か月にのぼり拘束され、去る13日に昏睡状態で釈放された米国の大学生オットー・ワームビア(Otto Warmbier)氏(22)が19日に死亡したことに関しては「基本的には米朝関係であり、韓国政府がここに口出しするのは適切ではないと考える」と述べた。
韓国政府からは文在寅(ムン・ジェイン)大統領がワームビア氏の遺族に弔電を送る予定であることが確認された。
統一部によると、北朝鮮には現在、韓国国民6人が抑留されている。彼らの健康状態を把握しているかとの質問には「2015年の記者会見以降、数度に渡って努力してきたが、政府が把握していることはない」と答えた。また「南北当局間の対話によってチャネルが復元されなければならず、そうなれば政府はまず、抑留国民の安否を確認すべきと考える」と強調した。
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