韓国政府は北朝鮮の「民間団体訪朝要請」拒絶にも、人道的支援のための対北接触申請承認を続けていく立場を明かした。
韓国政府は北朝鮮の「民間団体訪朝要請」拒絶にも、人道的支援のための対北接触申請承認を続けていく立場を明かした。
韓国政府は北朝鮮の「民間団体訪朝要請」拒絶にも、人道的支援のための対北接触申請承認を続けていく立場を明かした。韓国統一部当局者は20日、記者団に向け「本日4件の接触申請を承認する」としながら、「現政府になって計31件になる」と述べた。

 北朝鮮で1年5か月にのぼり拘束され、去る13日に昏睡状態で釈放された米国の大学生オットー・ワームビア(Otto Warmbier)氏(22)が19日に死亡したことに関しては「基本的には米朝関係であり、韓国政府がここに口出しするのは適切ではないと考える」と述べた。

 韓国政府からは文在寅(ムン・ジェイン)大統領がワームビア氏の遺族に弔電を送る予定であることが確認された。

 統一部によると、北朝鮮には現在、韓国国民6人が抑留されている。彼らの健康状態を把握しているかとの質問には「2015年の記者会見以降、数度に渡って努力してきたが、政府が把握していることはない」と答えた。また「南北当局間の対話によってチャネルが復元されなければならず、そうなれば政府はまず、抑留国民の安否を確認すべきと考える」と強調した。

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