スポーツ企業への融資支援に383億ウォン（約37億3300万円）投入＝韓国政府

韓国政府はスポーツ産業成長のために支援を惜しまない方針だ。市場進入企業から既存企業まで、段階別に支援体系を構築し、スポーツ産業定着のための安定的土台を準備すると伝えた。

　文化体育観光部は6日、「2017年度文体部業務推進計画」を発表した。文化体育観光部は未来創造科学部、農林畜産食品部、海洋水産部、放送通信委員会の5部署合同の2017年度業務計画報告に加え、平昌（ピョンチャン）冬季オリンピックの準備及び文化コンテンツ・観光産業集中育成、文化享有拡大などの政策推進計画を入れた別途の部署業務計画を発表した。

　文化体育観光部は中小企業が多数のスポーツ企業への“段階別支援”を通じて、小さいが強いスポーツ企業を育成し、海外進出時の国際競争力を高めると明らかにした。まず、市場進入段階では創業支援センターの拡充（3か所→6か所）と、スポーツ業界初の創業育成体制プログラムを運営する方針だ。

　成長段階の企業にはマーケティング・品質管理・会計などの総合コンサルティングを支援して、成熟段階企業に対しては1:1の海外市場オーダーメード型コンサルティングと海外展示参加支援を拡大し、世界的な先導企業として発展できるよう支援する予定だ。

　また、政府は昨年まで555億ウォン規模で造成されたスポーツファンドに追加で170億ウォン（約16億5700万円）を出資し、低利の融資支援（383億ウォン/約37億3300万円）を通じて、スポーツ企業が資金難を打開できるよう、積極支援する計画だ。