“チャ・ウンテクの側近”前韓国コンテンツ振興院長、拘束令状請求

崔順実（チェ・スンシル、60）容疑者の国政介入疑惑を捜査している韓国検察がチャ・ウンテク氏（46）の側近として知られているソン・ソンガク前韓国コンテンツ振興院長（58）に対して拘束令状を請求した。

　崔順実疑惑検察特別捜査本部は9日、ソン前院長に対して、特定犯罪加重処罰法上の賄賂と、暴力行為処罰法上の共同強要容疑で拘束令状を請求した。

　検察は7日午後9時40分ごろ、ソン前院長を自宅で逮捕した。検察関係者は逮捕理由について「証拠隠滅の恐れがある」と述べた。

　検察によるとソン前院長は、チャ氏側が広告会社代表を脅迫、会社を強奪しようとする試みに加担した容疑を受けている。
　
　またソン前院長は院長在職時代に、施設関連工事受注の見返りに3000万ウォン（約270万円）を受け取った容疑ももたれている。　

　なお、ソン前院長に対する拘束前被疑者身分（令状実質審査）はソウル中央地裁ハン・ジョンソク令状専担判事の審理で10日午後3時に開かれる。