全経連の許昌秀会長(資料写真)。韓国の経済界関係者を率いてキューバを訪問した=(聯合ニュース)
全経連の許昌秀会長(資料写真)。韓国の経済界関係者を率いてキューバを訪問した=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の経済団体、全国経済人連合会(全経連)は31日、全経連と大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が30日(現地時間)にキューバの首都ハバナで経済協力委員会を開き、同国の経済界と電力・エネルギー、バイオ・医療、食品などの分野で協力策を協議したことを明らかにした。1959年のキューバ革命後、交流が途絶えていた両国で、民間協力チャンネルの会合が初めて開かれたことになる。 韓国・キューバ間の貿易額は2015年に5700万ドル(60億円)と韓国全体の0.1%にすぎないが、キューバは米国との国交回復後、積極的に市場開放に動いており、有望市場として注目されている。 韓国の大企業や中堅企業連合会、貿易協会などの関係者を率いて会合に出席した全経連の許昌秀(ホ・チャンス)会長は、「57年にして一歩を踏み出した経済協力委員会が、両国の経済協力の発展をリードする役割を果たすものと期待する」とあいさつ。現地での韓国ドラマ人気にも触れながら、両国間で文化や経済、人的な交流をより活発にするために同委員会の役割が重要だと強調した。
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