<ゴルフ>リオ五輪金メダリストの朴仁妃、残りのシーズンはリハビリに専念(提供:news1)
<ゴルフ>リオ五輪金メダリストの朴仁妃、残りのシーズンはリハビリに専念(提供:news1)
リオ五輪女子ゴルフ金メダリストで、“ゴルフのグランドスラム”の偉業を達成したパク・インビ(朴仁妃、28)が今シーズン米国女子プロゴルフ(LPGA)ツアー最後のメジャー大会であるエビアン・チャンピオンシップ出場を諦めた。

パク・インビ の最新ニュースまとめ

 朴仁妃は29日、ソウル市内のホテルにて開いた記者会見で「今後3週間、指にギプスをしなければならない。エビアン・チャンピオンシップに出場できないようだ」と述べた。朴仁妃はこの日、記者会見場へ指に包帯を巻いて現れた。

 朴仁妃は「五輪では負傷がとても好転したと思ったが、戻ってきて検査をしてみたら、3週間ほどギプスをしなければならないと言われた」とし「じん帯が再生される時間を与えるためには、指を使わないようにと診断された」と説明した。

 朴仁妃は、去る22日に閉幕した2016リオ五輪で116年ぶりに復活した女子ゴルフで金メダルを獲得した。左手親指の負傷でシーズン中、自分のコンディションを見せられなかったが、指のテープをほどき競技に臨むなど驚くべき集中力と闘魂で獲得した金メダルだった。

 ゴルフ選手としては初めてキャリア・ゴールデンスラムを達成したが、その代わりに今シーズンの残りの大会は出場が不透明になった。

 特に朴仁妃はシーズン最後のメジャー大会であるエビアン・チャンピオンシップに対する出場の意思が強かった。去る23日、帰国直後も「エビアン・チャンピオンシップを目標にリハビリに臨む」と話していた。

 この大会は朴仁妃がLPGAツアー5大メジャー大会のうち唯一優勝できていない大会だ。朴仁妃はこの大会がメジャー大会に昇格する前の2012年に優勝している。

 朴仁妃はこの大会で優勝した場合、5つのメジャー大会と五輪金メダルまで席巻し“スーパー・ゴールデン・グランドスラム”を達成する可能性があったが、ひとまず今シーズンの出場はなくなった。今年のエビアン・チャンピオンシップは来月15日に開幕する。

 朴仁妃は「今年の残りの大会の中で、一番出たい大会だった。最後のメジャー大会なので無理しても出場したかったが、難しくなった」と述べた。

 リハビリ期間を考慮すれば、今シーズン中の復帰も容易ではない。朴仁妃は「3週間後に結果を見て、好転すればギプスを取って練習する。その後、復帰時期を判断しなければならないようだ」としながらも、「リハビリを終えれば、大会がいくつ残っているかわからない。ひとます今年は完治することに専念して、機会があれば1、2大会程度、出場することになると思う」と語った。

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