VWの韓国法人社長が聴取されることになりそうだ(資料写真)=(聯合ニュース)
VWの韓国法人社長が聴取されることになりそうだ(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が韓国で性能試験の成績書を偽造、改ざんして認証を取得したとされる問題で、検察がVW車を輸入販売する韓国法人、アウディフォルクスワーゲンコリアのトーマス・キュール社長から事情を聴取する方針であることが16日、分かった。 同氏は2013年9月からVW車の輸入・販売を総括してきた。検察は、VWの「ゴルフ1.4TSI」の違法改造疑惑に関連し、同氏に対する調査が避けられないとみて、聴取の日程調整に入る予定だ。 アウディフォルクスワーゲンコリアは2014~2015年、ゴルフ1.4TSIが排ガス基準に満たず認証を取得できなかっため、ひそかに排ガス再循環装置(EGR)を付け替え、販売許可を得た。 排ガス装置を替えた場合は車両の耐久性に問題が生じる可能性があるため必ず変更認証を取得しなければならないが、同社はこれを無視した。 検察は同氏を参考人として呼び聴取する可能性が高いが、調査の状況によっては容疑者に変わる可能性もあるという。
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