スマートフォンを使ったネット通販=(聯合ニュース)
スマートフォンを使ったネット通販=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が16日発表した統計によると、昨年のインターネット通販取引額は53兆8883億ウォン(約4兆8000億円)で、2001年の16.1倍に達した。同期間の年平均増加率は22.0%。 スマートフォン(スマホ)を使ったネット通販の取引額は24兆4645億ウォンで、13年の3.7倍に増加した。ネット通販にスマホでの取引が占める割合は昨年が45.4%で、13年(17.0%)に比べ28.4ポイント拡大した。◇ネット通販の成長ペース、日米上回る 韓国でネット通販が始まったのはわずか20年前の1996年6月。取引が急速に増え、小売販売額に占めるネット通販取引額(サービス関連を除く)の割合は10年の7.1%から昨年は11.6%に上昇した。 その成長ペースは主要国をしのいでいる。10年から15年にかけてのネット通販取引額の年平均増加率は、韓国は16.4%で中国(49.5%)よりは低かったものの、米国(14.5%)や日本(5.5%)を上回った。◇旅行・予約サービスの取引額が最多 昨年、ネット通販取引額が最も多かったのは旅行・予約サービスで10兆ウォンに達した。次いで衣類・ファッションと関連商品(8兆5000億ウォン)、生活・自動車用品(6兆7000億ウォン)、家電と電子・通信機器(5兆9000億ウォン)、食料・飲料(4兆9000億ウォン)と続く。 01年と比べた増加率は、旅行・予約サービスが4455.1%、衣類・ファッションと関連商品が4714.3%、食料・飲料が5945.3%に達する。 また、スマホでのネット通販取引額が最も多かったのは衣類・ファッションと関連商品(4兆6000億ウォン)で、次いで旅行・予約サービス(3兆9000億ウォン)、生活・自動車用品(3兆3000億ウォン)の順だった。
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