韓国・現代製鉄が昨年、中国産の低価格鉄鋼材の影響や全体的な鉄鋼景気低迷で前年比売上高と営業利益ともに減少した。(提供:news1)
韓国・現代製鉄が昨年、中国産の低価格鉄鋼材の影響や全体的な鉄鋼景気低迷で前年比売上高と営業利益ともに減少した。(提供:news1)
韓国・現代製鉄が昨年、中国産の低価格鉄鋼材の影響や全体的な鉄鋼景気低迷で前年比売上高と営業利益ともに減少した。

 現代製鉄は27日ソウル市内で開かれた経営実績説明会で昨年合併基準基準、売上高16兆1325億ウォン、営業利益1兆4641億ウォンを記録したと明かした。前年比売上高は3.8%、営業利益は1.8%減少した。営業利益率は0.2%上昇した9.1%だ。

 現代製鉄は中国産の鉄鋼材輸入増加と鉄鋼景気低迷で売上高が減少したものの、建設景気回復に伴う棒・形鋼製品の収益改善と高付加価値製品の販売拡大で営業利益率は改善されたと説明した。

 現代製鉄の関係者は「厳しい経営環境の中でも、昨年並みの実績を維持した」とし「危機的状況を克服するために、全社コスト削減を持続して建設、造船、自動車など主要な需要産業別の製品対応戦略を樹立し、高付加価値製品中心の販売を拡大した」と説明した。

 一方、現代製鉄は、ことしも中国経済低迷で世界の鉄鋼需要増加が鈍化し、原材料価格も徐々に下落を示すなど厳しい状況が続くものと予想した。また建設、造船、自動車など主要な需要産業の成長が鈍化したり、マイナス成長を記録するものと見通した。

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