28日、韓国政府は日本側と慰安婦問題を協議し、10億円規模の財団設立などで合意に至った中、韓国市民らは29日、ソウル市内にある日本大使館前「平和の少女像」に集まった。
28日、韓国政府は日本側と慰安婦問題を協議し、10億円規模の財団設立などで合意に至った中、韓国市民らは29日、ソウル市内にある日本大使館前「平和の少女像」に集まった。
28日、韓国政府は日本側と慰安婦問題を協議し、10億円規模の財団設立などで合意に至った中、韓国市民らは29日、ソウル市内にある日本大使館前「平和の少女像」に集まった。

 イ・グァンソクさん(43)は公園芸術家や歌手およそ10人と共に集まり、少女像前で交渉結果に抗議するストリート公演を繰り広げた。ギターを抱えたイさんは「元慰安婦の方々は、金銭を要求しているわけではないだろう」とし、「今回の合意内容を見て、過去の日韓請求権協定と異なる点はないと思う。元慰安婦の方々の思いを考えることなく、十分な謝罪もなく、むやみに交渉すること自体が屈辱だ」と怒りをあらわにした。

 また「元慰安婦と少女像は、日本の侵略と悪行の象徴」と話したイさんは、「法的な賠償と真の謝罪があるまでは、(この場から)少女像を撤去してはならない。昨日、元慰安婦の方々が『協議結果は無効』と話す姿を見て、私も同じように考えている」と強調した。

 これを前に、日韓の外相・長官は前日(28日)、慰安婦問題を協議し、安倍首相の謝罪、元慰安婦支援のための財団設立、国際社会における慰安婦問題と関連した相互批判の自制、少女像撤去などを合意内容として発表した。

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