【ソウル聯合ニュース】中国の電子商取引最大手アリババがグッチやイヴ・サンローランなどの高級ブランドを傘下に置く仏ケリングから偽造品の販売を容認していると提訴された問題で、アリババの馬雲(ジャック・マー)会長がこのほど、「訴訟に負けて賠償することになろうとも決して和解しない」との強硬姿勢を示した。これに対し韓国のインターネットユーザーからは厳しい意見が出ている。 中国メディアは9日、アリババのネット通販サイトに出店する販売業者らはブランドを含め権利を保護されるべきだとする馬氏の発言を伝えた。 この報道を受け、韓国の大手ポータルサイト「ネイバー」のあるユーザーは、「それならば昼夜を問わず苦労して正規品を作る会社の権利はどこにあるというのか。盗人猛々(たけだけ)しいにもほどがある」と指摘した。別のユーザーは「著作権を何だと思っているのか。偽物を認めるのはすなわち、人間の自由な想像力を破壊する行為だということを知らないのか」と非難した。開き直りだとする意見や、馬氏への失望をあらわにした声もある。 また、ポータルサイト「ダウム」のユーザーは、偽造品や知的財産権に対する認識が不十分なことを示すものであり、遠からず限界に達するとの見方を示した。 mgk1202@yna.co.kr
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