【ソウル聯合ニュース】韓国のロッテグループは30日、サムスンSDIのケミカル事業部門とサムスン精密化学を買収する契約を結んだと発表した。 買収額は約3兆ウォン(約3200億円)に上り、韓国の化学業界で最大、またロッテグループとしても過去最大の合併・買収(M&A)となる。辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)グループ会長の意向で推進したという。 サムスンSDIのケミカル事業部門とサムスン精密化学の役員・社員の雇用は維持する。 ロッテグループは「今回の買収で、ロッテグループは石油化学に続き精密化学分野に進出し総合化学企業としての体制を整えることになった」と強調した。 グループ傘下の化学メーカー、ロッテケミカルの昨年の連結売上高は14兆9000億ウォンだった。サムスングループ傘下の化学事業部門・企業の売上高4兆3000億ウォンが加わると、売上高は20兆ウォンに迫る。ロッテケミカルは高付加価値製品で製品群の拡充を図る計画だ。 mgk1202@yna.co.kr
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