企業としては、思わぬかたちで”時の人”ならぬ”時の企業”となってしまったが、企業名「LOTTE(ロッテ)」の由来とは…?
ドイツを代表する文豪ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの作品「若きウェルテルの悩み」(1774年刊行)のヒロイン、シャルロッテにインスピレーションを受けて付けられた、とされる。同作品は、青年ウェルテルが婚約者のいる女性シャルロッテに恋をし、叶わぬ思いに絶望して自殺するストーリー。ウェルテルを真似て自殺者が急増するなど社会現象となり、ヨーロッパ中でベストセラーとなった作品だ。
「世界中の人々の胸に深く残る永遠の恋人=シャルロッテをイメージした」と企業側も公式ホームページで説明している。
さかのぼること1947年、進駐軍の”チューインガム”を見て、重光会長がガム製造をスタートさせたことから、ワールドワイドな企業へと発展したロッテ。企業が目指す”永遠の恋人”は破局することなく、イメージ回復・再建に成功できるだろうか。
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