”シンデレラボーイ”のはずが…韓国サッカー代表カン・スイルが”発毛剤”でドーピング陽性

韓国サッカー代表の”シンデレラボーイ”として期待を一身に集めていたカン・スイル（27、済州ユナイテッド）が、ドーピング検査で陽性判定を受け、自身は「発毛剤」の使用を認めた。

カン・スイル の最新ニュースまとめ

　Kリーグクラシック（1部）、チャレンジ（2部）でプレーする選手たちを対象に実施された今回のドーピング検査は、試合当日の出場選手リストに含まれた選手たちの中から、無作為抽選を通して4人ずつが該当選手となった。摂取したサンプルは、韓国科学技術研究院（KIST）ドーピングコントロールセンターにて分析された。

　カン・スイルはサンプル摂取当時、顔面部位に発毛剤を一定期間、使用していたことを申告していた。

　Aサンプルで陽性判定を受けた場合には、選手本人の希望でBサンプルで追加分析が可能となる。Bサンプルでの追加分析依頼は、来る19日まで韓国科学技術研究院（KIST）に提出する必要があり、依頼が受理されれば、24日にBサンプルに対する分析が進行される。AサンプルとBサンプルの分析結果、同一の場合は最終的に陽性判定が下る。判定後、7日以内に聴聞会を開き、該当選手に対する懲戒が決定される。

　なお、韓国プロサッカー連盟の懲戒規定は、1次違反時は15試合の出場停止、2次違反では1年間の出場停止処分が課せられ、3次違反時にはリーグから永久除名される。