【ソウル聯合ニュース】韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官と米国のケリー国務長官は18日、ソウルの外交部で会談した。北朝鮮の相次ぐ挑発に対する協力体制をあらためて確認したとみられる。 北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)試験発射や黄海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)の北側での砲撃訓練実施などに対する警告メッセージと受け止められる。 両氏は、玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)人民武力部長の粛清などで北朝鮮内部の不安定さが増していることを受け、韓米合同の抑止力による対応態勢を維持することで一致したほか、北朝鮮の非核化や北朝鮮を対話のテーブルに引き出すための方策などについて意見を交換したとみられる。来月中旬に予定されている朴槿恵(パク・クネ)大統領の訪米に関しても協議したもようだ。  ケリー氏の来韓は昨年2月以来、約1年3カ月ぶり。尹氏との会談は10回目となる。ケリー氏は18日午後、帰国の途に着く。 kimchiboxs@yna.co.kr
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