韓国サッカー代表シュティーリケ監督が、中東での2連戦を前に、あくまで結果にこだわる、との意志を明らかにした。
韓国サッカー代表シュティーリケ監督が、中東での2連戦を前に、あくまで結果にこだわる、との意志を明らかにした。
「アジアカップを前に、中東遠征での試合は結果が重要」

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 韓国サッカー代表シュティーリケ監督が、中東での2連戦を前に、あくまで結果にこだわる、との意志を明らかにした。

 シュティーリケ監督率いる韓国サッカー代表チーム(FIFAランク66位)は10日夜、仁川国際空港から中東遠征初の試合が行われるヨルダン・アンマンの地へと向かった。韓国は14日、ヨルダン(FIFAランク74位)と試合を行い、その後すぐにイラン・テヘランへ移動。イラン(FIFAランク51位)と試合を行う。

 この日、シュティーリケ監督をはじめチョン・ソンリョン(水原)、キム・スンギュ(蔚山)、チャ・ドゥリ(FCソウル)、ハン・ギョウォン(全北)、キム・ヨングォン(広州恒大足球倶楽部)、キム・ジンヒョン(セレッソ大阪)、キム・ミヌ(サガン鳥栖)、キム・チャンス(柏レイソル)など9名が現地へ出発し、その他の海外組は現地から直接、合流することになった。

 ことし9月、正式に代表チーム監督に就任したシュティーリケ監督は、10月に行われた2試合は1勝1敗。パラグアイ戦では2-0で快勝したものの、コスタリカには1-3で敗戦を喫した。

 ヨルダン、イランとの2連戦は、来年1月にオーストラリアで開かれるアジアカップを見据えた初のアウェイ戦とあり、さらに意味深いものとなる。韓国は、特にイラン・テヘラン遠征で過去3敗2分けと勝利がない。”アウェイチームの墓”とされるアザディ・スタジアムでの試合で、これまでの悪い結果を断ち切ることができるか、国民の関心は非常に高い。

 シュティーリケ監督は出国前のインタビューで「我々は初めての海外遠征となるが、ホームで試合を準備してきたのと同じ気持ちで2試合に臨む」とし、平常心を強調。これと同時に「アジアカップを前に行われるラストゲームである。中東2連戦に全勝すれば、(アジアカップを控え)自信をもつことができる」と選手を激励した。

 また、イランのジンクスについては「韓国がイランを相手にどのような成績を残してきたかは知っている」とした上で、「これまでの結果を覆すことができるチャンス。必ず、勝たなければならない」と改めて結果重視の考えを強調。「各チームでの試合に出場し、そのまま現地へ出発する選手たちの体力的な部分についてはよく考えて、試合の準備に入りたい」と語った。

 韓国代表チームは14日夜、ヨルダン・アンマンにあるキング・アブドゥッラー・スタジアムでヨルダン戦、その後18日夜、イラン・テヘランのアザディ・スタジアムで宿敵イランと親善試合を行う。

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