【ソウル聯合ニュース】7~9月期の営業利益が6割減となるなど正念場を迎えたサムスン電子が31日、ソウル近郊、水原の研究所で創立45周年の記念式典を開催した。権五鉉(クォン・オヒョン)副会長や尹富根(ユン・ブグン)社長(消費者家電部門長)、申宗均(シン・ジョンギュン)社長(IT・モバイル部門長)ら役員や社員約600人が出席した。 同社が前日発表した7~9月期の決算によると営業益が前年同期比60.1%減少し、スマートフォン事業の不振が鮮明になった。このため式典は困難な状況の中で情熱を傾ける社員らを激励する雰囲気となった。 権副会長は「サムスン電子は過去に数多くの難関を飛躍のチャンスにしてきた」と強調。これまでデジタル・モバイル時代到来という産業の変化にいち早く対応し変化を遂げてきたとした上で、「最近はハードウエアからソフトウエアを経て、エコシステム中心へと変化が加速化している」と説明。持続的な成長に向け、いち早く新しい価値を創造しようと呼びかけた。 ikasumi@yna.co.kr
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