北朝鮮サッカーユースチームが来月2日、訪韓することがわかった
北朝鮮サッカーユースチームが来月2日、訪韓することがわかった
北朝鮮サッカーユースチームが来月2日、訪韓することがわかった。

 30日、統一部によると、北朝鮮は民族和解協力汎国民協議会(ホン・サドク委員長)と来る7日から3日間、京畿道(キョンギド)漣川郡(ヨンチョングン)で開かれる国際ユースサッカー大会に31名の選手団を派遣する内容の協議を進行し、参加を確定したという。

 漣川郡は、すでに昨年、韓国・北朝鮮・中国・ロシア・米国など朝鮮戦争参戦国家の少年らが参加する国際ユースサッカー大会計画を明かしていた。今回の大会参加国は韓国・北朝鮮・ウズベキスタン・中国の4か国から6チーム(統一国籍の複数チーム参加が可能)が参加することで最終決定した。

 ことし初めから民和協内の体育委員会委員長を務めているキム・ギョンソン南北体育交流協会理事長は、ことし9月、民族和解協力汎国民協議会が出版する「民族和解」9~10月号へ寄稿した文書で「南北関係の回復のため、『南北ユースチームサッカーの長期交流戦』を推進する必要がある」とし、今回の事業推進計画について言及していた。

 ムン・ウン団長率いる北朝鮮ユースチームは来る2日に韓国へ入国。その後3日から、漣川郡に建設中の「朝鮮半島統一未来センター」内にある宿泊施設を利用する計画だと伝えられた。

 今回の北ユースチームの訪韓は、ことし9月、仁川アジア大会と仁川アジアパラ競技大会に続くスポーツ交流の流れとして、バトンを受ける形となった。

 一方、金正恩第1書記が執権後、毎年青少年の有望株40人を選抜し、ヨーロッパ研修へ送るなど、ユースサッカーへの支援を惜しまない点なども、今回のユースチーム訪韓推進と関連し、注目すべき部分だ。

 北朝鮮は、ことし開催された男子U-16、U-19、U-23代表チームと女子代表チームがアジア地域の選手権大会で続々と決勝へ進出。仁川アジア大会では、男女サッカーチームが決勝に進出し、それぞれ銀メダル、金メダルを手にするなど輝かしい成績を収めている。


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