【北京聯合ニュース】中国を訪問中の韓国外交部の趙兌烈(チョ・テヨル)第2次官は30日、記者団に対し、中国が11月に北京で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会談で韓中FTAの妥結を宣言したい意向を示したと明らかにした。趙次官は中国の王毅外相らと会談した。
 趙次官は「ただ、最近行われた12回目の交渉で少し後退した側面がある」として、両国政府が政治的な意志を持ち、交渉を加速させる必要があるとの考えを中国側伝えたと説明した。
 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と中国の習近平国家主席は今月3日にソウルで首脳会談を行い、FTAの年内妥結に向けて努力することで合意している。

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