朴大統領が中国外相と会談　沈没事故への哀悼の意に感謝

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領は26日、2日間の日程で同日来韓した中国の王毅外相と青瓦台（大統領府）で会談した。　
青瓦台は韓中の首脳が昨年6月、「韓中未来ビジョン共同声明」で合意した「外相相互訪問定例化」にともなう交流と、習近平国家主席の訪韓準備のため王毅外相が来韓し、それを機に朴大統領を表敬訪問したものと説明した。　
朴大統領は王氏と両国関係の発展および協力について、また北朝鮮および北東アジア情勢、国際社会のテロ問題などについて意見交換した。　
朴大統領は韓国の旅客船セウォル号沈没事故と関連し、中国指導部や中国の国民が哀悼の意を伝えたことに対し謝意を表明した。
また、習主席が20～21日に上海で開かれた第4回アジア相互協力信頼醸成会議（CICA）首脳会議を主宰したことと関連し、会議の成功を祝った上で、「首脳会議宣言文を作成する過程で韓国の立場を積極的に検討してくれたことに対して感謝する」と伝えた。