ソウルの外交部で会談前に握手を交わす尹外交部長官(右)と王毅外相=26日、ソウル(聯合ニュース)
ソウルの外交部で会談前に握手を交わす尹外交部長官(右)と王毅外相=26日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官は26日、2日間の日程で同日来韓した中国の王毅外相と会談し、来月にも予定される習近平国家主席の来韓日程や北朝鮮の核問題などについて協議した。
 王外相は会談の冒頭で「新たな地域および国際情勢の深刻な変化に伴い、われわれは韓国を一層緊密な協力パートナーとして選択することにした」と述べた。
 また、両国が同時に発展、繁栄し、朝鮮半島の平和を守るために共に努力するよう呼びかけた。
 さらに、「今年の両国の高官交流について長官と共に必要な全ての準備をしっかりする」と強調。「現在は両国関係が最も良い時期。両国指導者の直接的に推進した結果だ」と述べた。
 一方、尹長官は冒頭、「北朝鮮の核実験の脅威と挑発により朝鮮半島情勢が緊迫する中で実現した来韓が、北朝鮮の核を容認しないという両国の共通認識を再確認し、北朝鮮に対しても明確なメッセージを送る良い機会になる」と期待した。
 また、「王外相の来韓は、習主席の国賓訪問が近い将来に予想されているだけに、いつにも増して重要な意味がある」と強調した。

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