消化活動を行う消防隊員ら=26日、高陽(聯合ニュース)
消化活動を行う消防隊員ら=26日、高陽(聯合ニュース)
【高陽聯合ニュース】26日午前9時10分ごろ、ソウル近郊の京畿道・高陽市外バス総合ターミナルの倉庫で火事があり、6人の死亡が確認され、20人以上がけがをした。けが人の中には重傷者があり、死亡者が増える恐れがある。

 死亡者は主にターミナル地下1階の工事現場近くのトイレで見つかった。現場には死傷者が取り残されている可能性があり、救助隊は確認作業を急いでいる。警察と消防当局は死亡者の身元確認を進めている。
 けが人の多くは有毒ガスを吸い、病院に搬送され手当てを受けている。病院関係者によると、うち7~8人が重体という。
 京畿北部消防災難(災害)本部はターミナル地下1階の飲食店の工事現場で溶接作業中に出火したと推定している。火は約20分後に消し止められた。
 消防車約30台が現場に出動し、ターミナル周辺では大混雑が起きた。ターミナルには大型スーパーや映画館などが入居している。火事が発生した際、ターミナル内には数百人がいたという。
 ターミナルは地下5階、地上7階、面積は約2万平方メートルで、2012年6月にオープンした。1日にバス約250台が利用する。
 一方、付近にある地下鉄3号線の白石駅では事故を受けて列車が通過していたが、午前10時24分から正常運行している。

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