【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が29日午前、黄海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)近くに海上砲撃区域を設定したことを受け、韓国の海兵隊は白ニョン島や延坪島などNLL付近の5島の住民に避難を準備するよう命じた。
 海兵隊は2回にわたり「北朝鮮の動きが尋常ではない。避難する準備をせよ」などの放送を流した。これらの島では役場の職員らが避難所のドアを開け、待機している。
 現在、NLL付近にある北朝鮮の海岸砲の砲門は開いた状態になっているもようだ。
 韓国の政府筋は同日午前、北朝鮮がNLL付近の2か所に海上砲撃区域を設定したと通知してきたと述べた上で、近く海上砲撃が実施されるようだと明らかにした。

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